常識を疑う、常に考える
「常識を疑うことから始めよう」
ひすいこたろう/石井しおり
負けることはいけない
みんなに優しくしないといけない
借金が大量=最悪
留年すること=お金の無駄
いい会社に入ること=就活の成功
お金稼いで好きな人と一緒にいる=幸せ
世に蔓延る常識はたくさんある。
それを常識かどうかの議論にすらでてこないくらい、みんなが信じて疑わないような常識だって山ほどある。本当じゃない、真実じゃないことに溢れてる。
「常識とは18歳までに培った偏見のコレクションである」 ーアインシュタイン
そして、人間はたいてい本当じゃないことに悩んでいる。
この本はいかに私たちがたくさんの常識に騙されているか、どう常識を外していくか、気づかせてくれます。著者の体験談や様々な偉人や社長の体験、名言を通して自分の凝り固まった考えを柔らかくするヒントがたくさんあります。
まず、常識を疑うコツ。
前述したように人はたいてい本当じゃないことに悩み、いらだち、悲しみ、苦しんでいる。
だからこそ、嫌な感情がでてきたら思い込みや価値観に気づくチャンスである。嫌な気持ちになったときに、「これは本当かな」と立ち返ってみる。そうすると意外とバカバカしいことでなやんでたり、違う視点で見るとすぐ解決したりするもの。
常識が外れたら今時分が持っているもの、生きている環境、それをよい捉え方をする。
同じことが起きた二人でもプラスに捉えるかマイナスにとらえるかで行動や気持ち、結果が変わってくる。
これは前に自分が書いた内容に似ている。↓
http://mst110.hatenablog.com/entry/2016/02/25/233128
自分が置かれた状況環境に嘆き悲しむより、それらがいかにしたら武器となるか。
欠点は悪い点じゃない、自分にとって欠けてはいけない点。
どう捉えるか、どう思うか、どう動くか。
人生には楽しんでいる時間か学んでいる時間しかない。苦しんで悩んでいる時間も、やる気がなくなってなにもしない時間も、それをどう捉え、その後どう動くかでそれは立派な学びになる。
常に考えよう、常識にとらわれずに。
自分が生きている世界は所詮主観でしかない。
世界は変えられる。自分の気持ちを変えることができれば。
理想の自分ならどうするか?自分の気持ちと行動は誰にでも変えられる。
そのためには まず、
常識を疑うことから始めよう。